ホシキヌタとメダカラ

ホシキヌタ2個とメダカラ1個を採集しました

  • 採集地 見の口、水深約3m
  • 採集日 2020年7月22日

日本に生息が確認されているタカラガイ88種の内の2種です。採捕中のバフンウニの群れと同じ場所に3個体がいました。漁師さんも見たことが無いとか、珍しい様です。

  • 小さい(約15mm)のがメダカラ。目の様に真中が黒いから。
  • 大きい(約40mm)のがホシキヌタ。有名な?ホシダカラの白黒反対バージョンなのでタヌキが化けてキヌタという説。

右側の色が薄い&背中の2本の白い帯がハッキリしている方が若い個体です。成長とともに全体が黒くなり白い帯が薄れます。2本の触覚?も含めて漢字の「貝」の元になりました。大昔は中国でお金として使われていたので、お金の絡む漢字に「貝」が使われています。購買、消費、狼狽、貧乏、賄賂、、、タカラガイは熱帯のサンゴ周辺で生息するものが多いので、日本本土周辺にはあまりいません。生息地の日本海側北限が山口沖という種がが多いです。

暫く自宅で飼育していましたが、死んでしまいました。水槽にヒーター無しで廊下に置いていたのがまずかった様です。死んで身が腐敗した後に取り出して洗って、コレクションの仲間入りになりました。普段、生きたタカラガイは外套膜に覆われているため、外側がツルツルピカピカで日に当てると虹色に見えます。アワビの内側が綺麗なのと同じです。

参考

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