漁船の船底は放置すると、カキや藻が付着して速力がかなり落ちてしまいます。なので定期的に船台で船を上架させ、船底を洗浄後したのち塗装をする必要があります。ほとんどの船が半年に一度、長くても1年に一度おこなっています。
船底塗料にはカキ等が付着しないような成分が含まれています。昔は鉛が含まれましたが、今は環境問題もあってそうではないらしいです。
3月3日9:00 上架、船底の洗浄&塗装
3月4日9:00 下架
![]() ![]() ![]() | 上架の位置は船長により調整する必要があります。 |
![]() ![]() ![]() ![]() | 色々な物が付着しています。カキ、ワカメ、アオノリなど。 プロペラや舵にもたくさん付着しています。 プロペラに取り付けている防触亜鉛(軸径40㎜)や舵に取り付けている防触亜鉛(四角い板状の物)が薄くなっていたら取り替えます。 |
![]() ![]() | 先ず高圧洗浄機で付着物を吹き飛ばします。残ったものはケレンやペーバーで取り除きます。 |
![]() ![]() | 船底塗料を塗り終えた状態。見違えるほどにきれいになりました。 |
下架の様子
- 30倍速タイムラプス動画
- 上架作業はこの逆
- 撮影開始時にスマホが倒れてしまいましたm(__)m